上記と同じく、映画化した事により主要部分が崩れてしまった話。
『そのケータイはXXで』。映画のタイトルは『エクスクロス』になっている。
これも、“生き神にされる…つまり半身の目・手・脚を切られる”という部分だけをやたらに強調しているように思える。サイレントヒルの時と同じように、村人大勢で女性を捕らえて抵抗できない彼女を生きたまま切り刻む、みたいな。真に伝えたい事ってそこじゃないだろう?最近の映画は、“いかに大勢で人をなぶり、悦楽という欲望を満たすか”ばかりを狙っているようなきがしてならない。この話こそ、やっぱり疾走感あふれる“恐怖”がウリだと思っているのだが。